クリスマス・ピアノコンサート

昨日の村井氏のピアノコンサートへ行きました。
最初はとても緊張していたな〜。
プロでも緊張するものなんだと変なことに関心しました。
少しだけ私の感想を。


【プログラム】


○ バッハ 「シチリアーノ」


最初、フワフワしているな〜と思って聴いていました。
そうしたら、一回仕切りなおしをしました。
でも、その仕切りなおしが次の3曲にとても良い影響を与えたようです。


○ リスト 「コンソレーション3番」


コンソレーション3番は先生に習った曲です。
私・・・苦手意識があるのかもしれません。
実は今まで先生に習った曲の中で一番ピンとこない曲だったんです。
でも今日の演奏を聴いて、自分とは全然違う演奏に感動しました。
この曲はこんな綺麗で素敵な曲だったんだな〜って。


○ リスト 「エステ荘の噴水」


本当に噴水みたいで、小さな細かい音から大きな音まできちんと聴くことが
できました。
またメロディーもしっかり聴こえました。
感動!!!しながら、また噴水に吸い込まれそうな、そんな感じで聴き入って
いました。今日の演奏の中で1番良かったです。


○ ショパン 「ノクターンNO.20 遺作」


ショパンの遺作。
難しい曲だな〜って思いました。
少し哀愁漂う、しっとりとした演奏が良かったです。


○ ドビュッシー 「月の光」


前半最後の曲で私の好きな曲。
まだ私の記憶も新しいので、レッスンで言われたことを思い出しながら
聴いていました。
やはり前半と後半のゆっくりの部分が難しいですね。
何と言うか・・・ゆっくりの部分の音と音とのブレス
(つなぎ目の間みたいなもの)がもう少しあったほうが
良かったかもしれません。
ブレスはとても大事ということを、改めて思いました。


○ シューベルト 「即興曲 op.90-3」


先生に習った、私の大好きなシューベルト即興曲
中間部分の盛り上げ方って、あういう風にやるんだな〜と感心し、
レッスンを思い出しながら聴いていました。
テンポも私の好きなゆったりとしたテンポでした。
最初のメロディ部分とロンド形式で元のメロディに戻った部分が
くちゃくちゃ〜となってしまったのが、とても残念です。


○ シューマン 「トロイメライ


私は弾いたことがないですが、単純だけど、とても難しい曲です。
音を一つ間違えると大きな傷になるというか、そんなことを思いながら
聴いていました。
やはりシューマンですね。(笑)
でも綺麗な曲です。とても良い演奏でした。


○ ベートーベン 「ピアノソナタ月光」


第一楽章と第三楽章の「静」と「動」の対照的な感じがとても好きです。
全楽章ともまとまった演奏で、弾いてるときの先生はとても格好良かった。
私も第3楽章を習ったときがあるんですが、また練習してみたくなりました。
それと、今日聴いていて思ったんですが、第三楽章はとても間違えやすい
というか・・・迷いやすいんですね。
自分がどこを弾いているのかが分からなくなるんだな、きっと。


今日は受付のお手伝いをしていたので、お客様が帰った後にみんなで
片付けをして、その後に一回だけステージにあるスタンウェイのピアノで
発表会で演奏するシューマンの「飛翔」を弾きました。
思った以上に鍵盤が軽く感じたので、速くなってしまいました。
あの場所で弾くということだけで、普段は難なく弾けているところまで
間違えだらけでした。
ミスタッチはあるけれど、曲にはなっているので自信を持って弾けば大丈夫と
聴いていた人に言われました。